FacebookやInstagramを運営するMetaが開発するオープンソースLLM「Llama」。
無料で商用利用可能なため、企業のAI導入で注目を集めている。その特徴と活用法を解説する。
Meta AIとは
Meta AI は、Metaが開発するAI技術とサービスの総称だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | Meta(旧Facebook) |
| 主要サービス | Facebook、Instagram、WhatsApp、Threads |
| AI製品 | Llama、Meta AI Assistant |
| オープンソース | 商用利用可能 |
Llamaシリーズの歴史
バージョン履歴
| バージョン | リリース | 特徴 |
|---|---|---|
| Llama 2 | 2023年7月 | 初の商用利用可能版 |
| Llama 3 | 2024年4月 | 8B/70Bパラメータ |
| Llama 3.1 | 2024年7月 | 405B、128Kコンテキスト |
| Llama 3.3 | 2024年12月 | 効率化版 |
| Llama 4 | 2025年4月 | 最新版、マルチモーダル |
利用実績
- 累計ダウンロード数:3億5,000万以上
- LlamaCon 2025開催(開発者カンファレンス)
- 主要クラウドプロバイダーで利用可能
Llama 4の特徴
2025年4月にリリースされた最新版。
Scout
- 170億アクティブパラメータ
- 16エキスパート(MoE)
- 1,000万トークンのコンテキストウィンドウ
Maverick
- 170億アクティブパラメータ
- 128エキスパート
- 100万トークンのコンテキストウィンドウ
オープンソースって何がメリットなんですか?
無料で使える上に、自社のデータでファインチューニング(追加学習)ができます。ChatGPTのAPIを使うよりコストを抑えられる場合も多いですし、データを外部に送信しないためセキュリティ面でも有利です。
Llamaの特徴
オープンソースの利点
- 無料:ライセンス料不要
- 商用利用可能:企業での活用OK
- カスタマイズ可能:ファインチューニング可
- データプライバシー:外部送信不要
- オンプレミス運用:自社サーバーで運用可
利用可能なプラットフォーム
- Hugging Face
- AWS
- Google Cloud
- Microsoft Azure
- NVIDIA NIM
- Databricks
ライセンス
Llamaは商用利用可能だが、いくつかの条件がある。
- 派生モデル名に「Llama」を含める必要あり
- 「Built with Meta Llama」の明記が必要
- 月間アクティブユーザー7億人以上の場合は個別契約
企業での活用方法
ユースケース
- 社内チャットボット
- 文書作成支援
- コード生成
- データ分析
- カスタマーサポート
導入パターン
Llamaを導入するにはどうすればいいですか?
クラウドで使う場合はAWSやGoogle Cloudのサービスを利用するのが簡単です。オンプレミスで運用する場合はGPUサーバーが必要になります。導入支援が必要な場合は合同会社四次元にご相談ください。
OpenAIとの比較
| 項目 | Llama | ChatGPT (OpenAI) |
|---|---|---|
| 料金 | 無料(インフラ費用のみ) | API使用量に応じて課金 |
| カスタマイズ | ファインチューニング可能 | 制限あり |
| データプライバシー | 外部送信不要 | OpenAIサーバーを経由 |
| 運用 | 自己管理が必要 | マネージドサービス |
まとめ
Meta AI・Llamaは、企業のAI導入における有力な選択肢だ。
- 無料で商用利用可能なオープンソースLLM
- Llama 4は1,000万トークンのコンテキスト
- 累計3億5,000万ダウンロード達成
- ファインチューニングでカスタマイズ可能
- 主要クラウドプラットフォームで利用可能
コスト削減やデータプライバシーを重視する企業におすすめだ。
よくある質問(記事のおさらい)
はい。モデル自体は無料でダウンロード・利用できます。ただし、実行にはGPUサーバーなどのインフラコストが別途必要です。
用途によります。手軽さを求めるならChatGPT、コスト削減やカスタマイズ性を重視するならLlamaがおすすめです。
基本的に商用利用可能です。ただし、派生モデル名に「Llama」を含める必要があり、月間7億ユーザー以上のサービスでは個別契約が必要です。