AI開発者なら誰もが使うプラットフォーム「Hugging Face」。
100万以上のモデルと50万以上のデータセットを公開する、AI界のGitHubだ。その機能と活用法を解説する。
Hugging Faceとは
Hugging Faceは、AI・機械学習モデルの共有プラットフォームだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設立 | 2016年 |
| 本社 | ニューヨーク |
| 評価額 | 45億ドル(2023年8月) |
| モデル数 | 100万以上 |
| データセット | 50万以上 |
| 月間ユーザー | 1,500万人 |
主要投資家
- Amazon
- NVIDIA
- Salesforce
- Intel
なぜHugging Faceが人気なんですか?
AIモデルを簡単に公開・共有・利用できるからです。GitHubがコードの共有を変えたように、Hugging FaceはAIモデルの共有を変えました。数行のコードで最新のモデルを使えます。
主要機能
Transformers(ライブラリ)
GitHubスター14万以上を獲得した、最も人気のある機械学習ライブラリだ。
- PyTorch、TensorFlow、JAXに対応
- 数行のコードでモデルを利用可能
- 最新の研究モデルをすぐに試せる
- 日本語モデルも多数
Hub(モデルハブ)
AIモデルとデータセットの共有プラットフォーム。
- モデルのバージョン管理
- GitのようなUI
- モデルカードで詳細情報を公開
- プライベートリポジトリも作成可能
Spaces
機械学習デモを簡単に公開できる機能。
- GradioまたはStreamlitで作成
- 無料でホスティング
- GPUも利用可能(有料)
Inference API
モデルをAPIとして簡単に利用できる。
- サーバーレス推論
- 数百のモデルに対応
- 無料枠あり
料金プラン
| プラン | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| Free | 無料 | 基本機能、パブリックモデル |
| Pro | 月額9ドル | プライベートモデル、優先推論 |
| Enterprise Hub | 要問い合わせ | SSO、監査ログ、専用サポート |
Transformersの使い方
インストール
pip install transformers
基本的な使い方
from transformers import pipeline
# 感情分析
classifier = pipeline("sentiment-analysis")
result = classifier("I love this product!")
print(result)
プログラミング初心者でも使えますか?
Pythonの基本がわかれば大丈夫です。pipelineという機能で、数行のコードでモデルを使えます。公式ドキュメントも充実しているので、チュートリアルから始めるのがおすすめです。
日本語モデル
Hugging Faceには日本語に対応したモデルも多数公開されている。
- rinna/japanese-gpt-neox
- cyberagent/open-calm
- elyza/ELYZA-japanese-Llama
- line-corporation/japanese-large-lm
企業での活用
ユースケース
- 社内向けAIアプリケーション開発
- 自然言語処理タスクの自動化
- 画像認識システムの構築
- 音声認識・音声合成
導入のメリット
- 最新モデルをすぐに試せる
- 開発コストの削減
- コミュニティのサポート
- Enterprise版でセキュリティも安心
AI活用を検討する企業は、合同会社四次元のような専門家に相談することをおすすめする。
まとめ
Hugging Faceは、AI開発者にとって欠かせないプラットフォームだ。
- 100万以上のモデル、50万以上のデータセット
- Transformersライブラリで簡単にモデル利用
- 評価額45億ドル、月間1,500万ユーザー
- 無料から利用可能
- 日本語モデルも豊富
AI開発を始めるなら、まずHugging Faceをチェックしよう。
よくある質問(記事のおさらい)
はい。基本機能は無料で利用できます。パブリックモデルの利用、Transformersライブラリ、Spacesでのデモ公開などは無料です。
Pythonの基本がわかれば使えます。pipelineを使えば、数行のコードで最新のAIモデルを利用できます。
はい。rinna、CyberAgent、ELYZA、LINEなど、日本企業が公開した日本語モデルが多数あります。