Googleが提供するAI研究ツール「NotebookLM」が、2024年後半から2025年にかけて大幅なアップデートを受け、研究者や学生の間で「神ツール」として話題になっています。
Geminiとの深い統合により、単なるノートアプリから本格的なAI研究パートナーへと進化したNotebookLM。今回は、その注目の新機能を詳しく解説します。
NotebookLMとは?AI研究ツールの革命児
NotebookLMは、Googleが2024年6月に世界200カ国以上で正式リリースしたAIノートブックツールです。PDFやGoogle Docs、ウェブURLなどをソースとしてアップロードすると、AIがその内容を分析し、質問への回答や要約を提供してくれます。
普通のAIチャットと何が違うんですか?
大きな違いは「ソースに基づいた回答」です。NotebookLMはアップロードした資料からのみ回答を生成するので、ハルシネーション(AIの嘘)が起きにくいんです。
主な特徴
- ソースベースの回答:アップロードした資料に基づいて回答
- インライン引用:回答の根拠となる箇所へのリンク付き
- マルチモーダル対応:画像やグラフも分析可能
話題の神機能①:Audio Overviews(音声対話機能)
2024年9月に追加された「Audio Overviews」は、NotebookLMの中でも特に話題を集めている機能です。
アップロードした資料をAIが自動でポッドキャスト形式に変換。2人のAIホストが会話形式で内容を解説してくれます。
さらに2024年12月13日のアップデートで、ユーザーがこの会話に「参加」できる機能が追加されました。「Join」ボタンをタップすると、AIホストに直接質問ができるようになったのです。
まるでラジオ番組に電話で参加するみたいですね!
そうなんです!移動中や作業中でも、耳で資料を学習できるのが魅力ですね。
話題の神機能②:100万トークンの超長文対応
2025年11月のアップデートで、NotebookLMのチャット機能が劇的に強化されました。
| 項目 | アップデート前 | アップデート後 |
|---|---|---|
| コンテキストウィンドウ | 12.5万トークン | 100万トークン |
| 会話メモリ | 標準 | 6倍に拡大 |
| 回答品質 | 標準 | 50%向上 |
これにより、大量の文書コレクションを分析する際のパフォーマンスが大幅に向上。論文や報告書を複数まとめて読み込んで、横断的な分析ができるようになりました。
話題の神機能③:Deep Research(自動リサーチ機能)
2025年に追加された「Deep Research」機能は、複雑なオンラインリサーチを自動化し、洞察に富んだレポートを生成します。
- 業界動向の調査
- 競合分析
- 学術論文のサーベイ
- 技術トレンドの把握
リサーチ結果は自動でノートブックに追加され、さらにAudio Overviewsで音声化することも可能。情報収集から理解までをシームレスにつなげられます。
話題の神機能④:マインドマップで複雑な情報を可視化
2025年3月に追加されたマインドマップ機能では、ノートブック内の複雑なトピックを視覚的に整理できます。
テキストだけだと全体像が掴みにくいときがありますよね…
マインドマップを使えば、概念間のつながりを一目で把握できます。新しい視点やアイデアの発見にも役立ちますよ。
NotebookLM Plusで更に強化
2025年2月、Google One AI Premiumプラン加入者向けに「NotebookLM Plus」が提供開始されました。
NotebookLM Plusの特典
- より長い文書のサポート
- 高い使用量制限
- 共同作業ノートブック機能
- 強化された出力コントロール
ビジネスでの本格利用や、チームでの共同研究を行う方には、Plus版がおすすめです。
まとめ:研究・学習の強力な味方に
Google NotebookLMは、Gemini 2.0との統合により、単なるAIノートツールから本格的なAI研究パートナーへと進化しました。
特に「Audio Overviews」「Deep Research」「100万トークン対応」は、研究や学習の効率を劇的に向上させる可能性を秘めています。
まずは無料版から試してみて、AIとの協働研究を体験してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
はい、基本機能は無料で利用できます。ただし、Google One AI Premiumプラン加入者向けの「NotebookLM Plus」では、より長い文書のサポートや高い使用量制限など、追加の機能が提供されています。
2025年12月時点では、主に英語での提供となっています。ただし、アップロードした資料が日本語でも、英語で解説するポッドキャストを生成できます。今後、多言語対応が進む可能性があります。
最大の違いは「ソースベース」であることです。ChatGPTは学習データから一般的な回答を生成しますが、NotebookLMはあなたがアップロードした資料からのみ回答を生成します。そのため、ハルシネーション(誤情報)のリスクが低く、引用元も明確です。
PDF、Google Docs、ウェブURL、テキストファイルなど、様々な形式に対応しています。画像やグラフも分析可能なマルチモーダル機能も備えています。