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Gemini APIの使い方ガイド|初心者向けにAPIキー取得から実装まで解説
技術解説

Gemini APIの使い方ガイド|初心者向けにAPIキー取得から実装まで解説

2025-11-29
2025-12-15 更新

Gemini APIの基本から実装方法まで初心者向けに解説。APIキーの取得手順、Pythonでのサンプルコード、料金体系、よくあるエラーの対処法まで、GoogleのAIをシステムに組み込むための完全ガイドです。

Gemini APIとは?

「Gemini APIを使ってみたいけど、何から始めればいいの?」

「無料でAI開発を試してみたい」

このような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

Gemini APIは、Googleが開発した生成AI「Gemini」を、自分のアプリやサービスから利用するためのインターフェースです。ChatGPTのように文章を生成したり、質問に回答したりするAI機能を、自社のシステムやWebサービスに組み込むことができます。

Gemini APIの概要

Gemini APIの概要 引用元:Unsplash
Gemini APIを使えば、Googleの最新AI技術を自社のサービスに組み込むことができます。

Gemini APIでできること

📋 Gemini APIの主な機能
  • テキスト生成:質問への回答、文章の作成
  • 要約・翻訳:長文の要約、多言語への翻訳
  • チャットボット開発:会話形式のAIアシスタント構築
  • マルチモーダル処理:画像や動画の内容を理解して説明
読者
読者

ChatGPT APIと比べて、何が違うんですか?

安藤(エンジニア)
安藤(エンジニア)

Gemini APIの最大の特徴は、無料枠が充実していることです。個人開発やテスト段階であれば、ほぼ無料で利用できます。また、Googleアカウントさえあればすぐに始められる手軽さも魅力ですよ。

利用可能なモデル

Gemini APIでは、用途に応じて複数のモデルを選択できます。

モデル 特徴 用途
Gemini 1.5 Flash 高速・低コスト 簡単な質問応答、チャットボット
Gemini 1.5 Pro 高性能・長文対応 複雑な分析、長文処理
Gemini 2.0 Flash 次世代高速モデル マルチモーダル処理

Gemini APIの料金体系

Gemini APIの料金は、トークン(テキストの単位)に基づいて計算されます。

API料金のイメージ

API料金のイメージ 引用元:Unsplash
Gemini APIは無料枠が充実しており、個人開発やテスト用途であれば無料で利用できます。

無料枠(Free Tier)

Gemini APIには、開発者向けの無料枠が用意されています。

📋 無料枠の主な制限
  • 1分あたりのリクエスト数:15回
  • 1日あたりのリクエスト数:1,500回
  • 1分あたりのトークン数:100万トークン
ポイント

個人開発やテスト用途であれば、この無料枠で十分に利用できます。

有料プラン(Pay-as-you-go)

無料枠を超える場合は、従量課金制となります。

Gemini 1.5 Flash:

項目 料金
入力(128Kトークンまで) $0.075 / 100万トークン
出力(128Kトークンまで) $0.30 / 100万トークン
入力(128K超) $0.15 / 100万トークン
出力(128K超) $0.60 / 100万トークン

Gemini 1.5 Pro:

項目 料金
入力(128Kトークンまで) $1.25 / 100万トークン
出力(128Kトークンまで) $5.00 / 100万トークン
入力(128K超) $2.50 / 100万トークン
出力(128K超) $10.00 / 100万トークン
安藤
安藤

ChatGPT APIと比較すると、Gemini APIは全体的に低価格です。特にGemini 1.5 Flashは非常にコストパフォーマンスが高く、多くのユースケースで最初の選択肢としておすすめです。

APIキーの取得方法

Gemini APIを使用するには、まずAPIキーを取得する必要があります。Googleアカウントがあれば、数分で取得できます。

API設定の流れ

API設定の流れ 引用元:Unsplash
APIキーの取得はGoogle AI Studioから簡単に行えます。

手順1:Google AI Studioにアクセス

Google AI Studio(aistudio.google.com)にアクセスし、Googleアカウントでログインします。

手順2:APIキーを作成

  1. 左サイドバーの「Get API Key」をクリック
  2. 「Create API Key」をクリック
  3. 新しいプロジェクトを作成するか、既存のプロジェクトを選択
  4. APIキーが生成されるのでコピーして保存
🚨 APIキー取得時の注意点
  • APIキーは一度しか表示されません。必ず安全な場所に保存してください
  • APIキーは絶対に公開しないでください(GitHubなどにコミットしない)
  • 本番環境では環境変数として管理することを推奨します

手順3:APIキーの動作確認

取得したAPIキーが正しく動作するか確認します。Google AI Studio内で簡単なプロンプトを送信して、レスポンスが返ってくることを確認しましょう。

Pythonでの実装方法

ここからは、実際にPythonでGemini APIを使用する方法を解説します。

環境準備

まず、Google Generative AIライブラリをインストールします。

pip install google-generativeai

基本的な使い方

最もシンプルな使用例です。

import google.generativeai as genai

# APIキーを設定
genai.configure(api_key="YOUR_API_KEY")

# モデルを選択
model = genai.GenerativeModel("gemini-1.5-flash")

# プロンプトを送信して回答を取得
response = model.generate_content("生成AIとは何ですか?100字以内で説明してください。")

# 結果を表示
print(response.text)

会話形式(チャット)の実装

複数のやり取りを記憶する会話形式の実装です。

import google.generativeai as genai

genai.configure(api_key="YOUR_API_KEY")
model = genai.GenerativeModel("gemini-1.5-flash")

# チャットセッションを開始
chat = model.start_chat(history=[])

# 会話を続ける
response1 = chat.send_message("こんにちは!自己紹介をお願いします。")
print("Gemini:", response1.text)

response2 = chat.send_message("AIの活用事例を3つ教えてください。")
print("Gemini:", response2.text)

システムプロンプトの設定

AIの振る舞いを制御するシステムプロンプトを設定できます。

import google.generativeai as genai

genai.configure(api_key="YOUR_API_KEY")

# システムプロンプトを設定してモデルを初期化
model = genai.GenerativeModel(
    "gemini-1.5-flash",
    system_instruction="あなたは親切なカスタマーサポート担当者です。丁寧な言葉遣いで、初心者にもわかりやすく説明してください。"
)

response = model.generate_content("返品の方法を教えてください。")
print(response.text)

生成パラメータの調整

出力の特性を調整するパラメータを設定できます。

import google.generativeai as genai

genai.configure(api_key="YOUR_API_KEY")
model = genai.GenerativeModel("gemini-1.5-flash")

# 生成設定を指定
generation_config = genai.GenerationConfig(
    temperature=0.7,        # 創造性(0.0〜1.0)
    max_output_tokens=500,  # 最大出力トークン数
    top_p=0.9,              # 確率の累積しきい値
    top_k=40                # 考慮する候補数
)

response = model.generate_content(
    "新しいスマートフォンのキャッチコピーを考えてください。",
    generation_config=generation_config
)
print(response.text)

よくあるエラーと対処法

Gemini APIを使用する際によく遭遇するエラーと、その対処法を紹介します。

403 Forbidden

⚠️ 原因
  • APIキーが正しくない
  • APIキーの使用制限に引っかかっている
  • APIが有効化されていないプロジェクトを使用している

対処法:

  • APIキーに余分なスペースや改行が入っていないか確認
  • Google Cloud ConsoleでAPIが有効化されているか確認
  • APIキーの制限設定を一時的に解除して試す

404 Not Found

原因: エンドポイントURLのスペルミス、モデル名の指定ミス

対処法:

  • URLが正しいか確認(特に:generateContentの部分)
  • モデル名が最新か確認(例:gemini-1.5-flash

429 Too Many Requests

原因: レート制限に達している

対処法:

  • 時間を置いて再実行(数秒〜数分)
  • リクエストの間隔を広げる
  • 有料プランへの移行を検討
読者
読者

エラーが出たとき、どこを見れば原因がわかりますか?

安藤
安藤

レスポンスのステータスコードとエラーメッセージを確認することが大切です。また、Google AI Studioの管理画面で、APIの使用状況やエラーログを確認することもできますよ。

ビジネスでの活用例

Gemini APIは、様々なビジネスシーンで活用できます。

ビジネスでのAI活用

ビジネスでのAI活用 引用元:Unsplash
Gemini APIを活用することで、様々な業務を効率化できます。
主な活用シーン
  • カスタマーサポートチャットボット:製品FAQやマニュアルを基に自動対応
  • コンテンツ生成:ブログ記事、SNS投稿、メールテンプレートの作成
  • データ分析・レポート生成:分析結果のサマリーを自動生成
  • 翻訳・多言語対応:WebサイトやドキュメントのAI翻訳
  • 社内ナレッジ検索RAGと組み合わせた情報検索システム

まとめ

Gemini APIの特徴をまとめると以下の通りです。

項目 内容
提供元 Google(Alphabet)
主な特徴 無料枠が充実、低コスト、マルチモーダル対応
料金体系 無料枠あり + 従量課金
主なモデル Gemini 1.5 Flash(高速)、Gemini 1.5 Pro(高性能)
実装方法 Python SDK、REST API
主な用途 チャットボット、コンテンツ生成、データ分析

Gemini APIは、無料枠の充実と低コストが特徴で、AI開発を始めるのに最適な選択肢です。

読者
読者

まずは無料枠で試してみます!

安藤
安藤

本記事で紹介したコードをベースに、まずは小さなプロジェクトから始めてみてください。

よくある質問