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ChatGPTで食料品の買い物が完結!Instacartとの連携で買い物代行サービス開始
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ChatGPTで食料品の買い物が完結!Instacartとの連携で買い物代行サービス開始

2025-12-14
2025-12-15 更新

OpenAIとInstacartが連携し、ChatGPT内で食料品の買い物から決済・配達手配まで完結できる新サービスを開始。AIエージェントによるコマース革命の幕開けです。

2024年12月8日、OpenAIとInstacartが新たなパートナーシップを発表し、ChatGPT内で食料品の買い物から決済、配達手配までを完結できるサービスを開始しました。

これは単なるチャットボット連携ではなく、AIエージェントによるコマース革命の始まりとも言える画期的なサービスです。

「買い物して」と言うだけで完結する世界

これまでのオンラインショッピングでは、商品を検索し、カートに入れ、決済画面に移動し…と複数のステップが必要でした。

しかし今回の連携により、ChatGPTに「今週のレシピを考えて、必要な食材を買い物しておいて」と話しかけるだけで、すべてが完了します。

読者
読者

本当にそれだけで買い物できるんですか?

黒沢(ライター)
黒沢(ライター)

はい!InstacartアプリがChatGPT内に埋め込まれているので、タブを切り替えることなく、会話の流れで買い物から決済まで完結します。

仕組みはどうなっている?

この革新的なサービスを支えているのは、OpenAIとStripeが共同開発した「Agentic Commerce Protocol(ACP)」というオープンソース規格です。

ACPとは

AIエージェントが商品を発見し、企業の既存のコマースインフラ内で取引を完了できるようにする技術規格。将来的に様々なサービスへの展開が期待されています。

サービスの流れ

  1. ChatGPTでInstacartアプリを有効化
  2. Instacartアカウントでログイン
  3. 会話形式で欲しい商品や料理を伝える
  4. AIが1,800以上の小売店から最適な商品を選定
  5. カートを確認し、決済(Stripe経由)
  6. Instacartの配達員が商品をお届け

対応小売店は1,800以上

Instacartのリアルタイム食料品ネットワークに接続されているため、1,800以上の小売店から商品を購入できます。

読者
読者

日本でも使えるんでしょうか?

黒沢
黒沢

現時点では米国のサービスですが、この仕組み自体は日本の小売業界にも大きな示唆を与えています。将来的に日本版が登場する可能性もありますね。

ビジネスモデルの変革

この連携は、OpenAIにとって新たな収益源にもなります。

関係者 メリット
OpenAI 取引成立時に手数料を獲得
Instacart ChatGPTの1億人以上のユーザーにアクセス
消費者 シームレスな買い物体験

食料品の買い物は旅行予約や家の購入と違い、高頻度で発生する日常的な行動です。これがAIエージェントの学習機会を増やし、より精度の高いパーソナライゼーションにつながります。

AIエージェント時代の幕開け

今回の発表は、AIエージェントが実際に「行動」を起こす時代の到来を示しています。

AIエージェントとは

情報を提供するだけでなく、ユーザーの代わりに実際のタスクを実行するAI。買い物、予約、手続きなど、様々な「行動」を代行できます。

OpenAIは2025年1月に「Operator」というAIエージェントのプレビュー版をリリースしており、Instacartはその初期パートナーの一つでした。

黒沢
黒沢

今後は買い物だけでなく、旅行予約、役所の手続き、各種申請など、AIが代わりに「やってくれる」範囲がどんどん広がっていくでしょう。

日本への影響と今後の展望

日本の小売業界にとって、この動きは見逃せません。

日本市場への示唆

  • AIネイティブなEC体験の必要性
  • チャットを起点とした購買導線の構築
  • エージェント対応APIの整備

すでにLINEやPayPayなど、日本のプラットフォームでもAI連携の動きは活発化しています。OpenAI×Instacartの成功事例は、日本のAIコマース発展にも大きな影響を与えそうです。

まとめ

ChatGPTとInstacartの連携は、AIが「答える」だけでなく「行動する」時代の到来を象徴するサービスです。

会話から買い物、決済、配達まで一気通貫で完結するこの体験は、今後のAIサービスのスタンダードになっていく可能性があります。

日本でも同様のサービスが登場する日は、そう遠くないかもしれません。

よくある質問

Q
日本でも使えますか?
A

現時点では米国のみでの提供となっています。ただし、この仕組み(Agentic Commerce Protocol)自体はオープンソース規格のため、日本の小売業者でも導入可能です。将来的に日本版サービスが登場する可能性は十分あります。

Q
利用に追加料金はかかりますか?
A

ChatGPT内でのInstacart連携機能の利用自体に追加料金はかかりません。ただし、商品の購入代金、配送料、チップなどは通常のInstacart利用と同様に発生します。

Q
どの小売店から購入できますか?
A

Instacartが提携している1,800以上の小売店から購入できます。大手スーパーから地域の専門店まで、幅広い選択肢があります。AIが最適な店舗と商品を自動で選定してくれます。

Q
AIが勝手に注文してしまう心配はありませんか?
A

いいえ、最終的な決済はユーザーの承認が必要です。AIがカートを作成した後、内容を確認し、自分で決済ボタンを押すまで注文は確定しません。安心して利用できます。

Tags

ChatGPT OpenAI Instacart AIエージェント 買い物代行
黒沢 この記事の筆者

黒沢

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テック系メディアで記者として活動後、AI専門ライターに。現在は合同会社四次元にてOpenAI・Google・Anthropicなど主要企業の動向を追い、最新ニュースを発信。

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