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バックオフィスDXの進め方|経理・人事・総務の効率化
DX推進

バックオフィスDXの進め方|経理・人事・総務の効率化

2025-12-10
2025-12-15 更新

売上に直結しないバックオフィス業務は後回しにされがち。しかし、ここをDX化すると全社に波及効果があります。経理・人事・総務のDXの具体的な進め方を解説します。

「バックオフィスのDXは後回し」

そう考えている企業は少なくありません。しかし、経理・人事・総務といったバックオフィス部門こそ、DXの効果が出やすい領域です。

本記事では、バックオフィスDXの具体的な進め方を解説します。

なぜバックオフィスDXが重要か

定型業務が多い

バックオフィスには、毎月・毎年繰り返す定型業務が多くあります。これらはシステム化・自動化との相性が抜群です。

全社に影響する

経費精算、勤怠管理、給与計算など、バックオフィス業務は全社員に関わります。ここが効率化されると、全社的な効果が生まれます。

コスト削減効果が測りやすい

作業時間の削減、紙の削減、ミスの削減など、効果を数値化しやすいのも特徴です。

総務担当
総務担当

でも、今のやり方で回っているし、変える必要があるのかな…

森川(コンサルタント)
森川(コンサルタント)

「回っている」と「効率的」は違います。毎月の請求書処理に何時間かかっていますか?その時間を他の業務に使えたら、もっと価値のある仕事ができるはずです。

経理部門のDX

請求書処理の電子化

紙の請求書をスキャンして手入力する作業は、非効率の代表例です。

改善方法:

  • 電子請求書の受け取りを取引先にお願いする
  • OCR(文字認識)で自動入力する
  • クラウド会計ソフトと連携する

経費精算のシステム化

紙の申請書、領収書の糊付け、上長の押印…。これらすべてがシステム化できます。

従来の方法 DX後
紙の申請書記入 スマホで入力
領収書を台紙に貼付 スマホで撮影
上長に押印をもらう システム上で承認
経理が手入力 自動で会計ソフト連携

月次決算の早期化

データが自動連携されれば、月次決算のスピードが大幅に上がります。

ある企業では、月次決算が10日かかっていたのが3日で完了するようになりました

人事部門のDX

勤怠管理のクラウド化

タイムカードや紙の出勤簿からクラウド勤怠管理システムへ移行します。

メリット:

  • 集計作業が自動化される
  • 残業時間がリアルタイムで把握できる
  • 36協定の管理がしやすくなる
  • テレワークにも対応できる

給与計算の効率化

勤怠データが自動連携されれば、給与計算の手間も大幅に削減できます。

人材管理システムの導入

社員情報、評価、研修履歴などを一元管理できます。

人事システムは慎重に選ぶ

人事システムは一度導入すると変更が大変です。将来の社員数増加も見据えて、拡張性のあるシステムを選びましょう。

総務部門のDX

備品管理のシステム化

Excelでの備品管理から、専用システムやクラウドサービスに移行します。バーコード管理にすると棚卸しも楽になります。

社内申請のワークフロー化

稟議書、休暇申請、出張申請など、紙の回覧をシステム化します。

効果:

  • 承認の滞留がなくなる
  • どこで止まっているかわかる
  • 過去の申請を検索できる
  • テレワークでも承認できる

問い合わせ対応の効率化

社内からの「○○の申請書はどこ?」「△△の手続きは?」といった問い合わせ。よくある質問をFAQにまとめたり、AIチャットボットで自動回答する方法があります。

森川
森川

社内向けのAIチャットボットを導入した企業では、総務への問い合わせが40%減ったという事例もあります。

バックオフィスDXの進め方

ステップ1:現状の把握

まず、各業務にどれくらいの時間がかかっているか把握します。

把握すべき項目:

  • 作業時間(月間)
  • 関わっている人数
  • 使っているツール
  • 困っていること

ステップ2:優先順位をつける

すべてを一度に変えることはできません。効果が大きく、始めやすいものから着手します。

ステップ3:ツールを選定・導入する

既存の業務フローをそのままシステム化するのではなく、ツールに合わせて業務を見直す発想も大切です。

ステップ4:効果を測定する

導入前後で作業時間やコストがどう変わったか測定します。

まとめ

バックオフィスDXは、地味ですが確実に効果が出る取り組みです。

まず始めやすいのは:

  1. 経費精算のシステム化
  2. 勤怠管理のクラウド化
  3. 社内申請のワークフロー化

これらは比較的安価なクラウドサービスで始められます。1つ成功したら、次の業務へ広げていきましょう。

よくある質問(記事のおさらい)

Q
Q1. なぜバックオフィスDXが重要なのですか?
A

定型業務が多くシステム化・自動化との相性が抜群、全社員に関わるため波及効果が大きい、コスト削減効果を測りやすいという3つの理由があります。

Q
Q2. 経理部門で始めやすいDXは?
A

請求書処理の電子化、経費精算のシステム化、月次決算の早期化が始めやすいです。月次決算が10日かかっていたのが3日で完了するようになった事例もあります。

Q
Q3. 人事部門のDXで効果的なものは?
A

勤怠管理のクラウド化、給与計算の効率化、人材管理システムの導入です。集計作業が自動化され、残業時間がリアルタイムで把握でき、テレワークにも対応できます。

Q
Q4. 総務部門で導入しやすいDXは?
A

備品管理のシステム化、社内申請のワークフロー化、問い合わせ対応の効率化です。AIチャットボット導入で総務への問い合わせが40%減った事例もあります。

Q
Q5. バックオフィスDXで最も始めやすいものは?
A

経費精算のシステム化、勤怠管理のクラウド化、社内申請のワークフロー化の3つです。これらは比較的安価なクラウドサービスで始められ、確実に効果が出ます。

Tags

DX バックオフィス 経理 人事 業務効率化
森川 この記事の筆者

森川

AI INSIGHT

経営コンサルティングファームで中小企業支援を15年経験。現在は合同会社四次元にてAI導入・DX推進の支援とコンテンツ制作を担当。

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